20代メンズ美容は何から?最初にやるべき3つを元夜職が解説
結論:最初にやるべきは「スキンケア・眉・日焼け止め」の3つだけ
「美容に興味はあるけど、何から始めればいいか分からない」。その答えを先に言うと、20代メンズが最初にやるべきことは次の3つだ。
- 朝晩のスキンケア(洗顔→化粧水→乳液)
- 眉を整える(最初はサロンでプロに任せる)
- 日焼け止めを毎日塗る(未来の肌への積立)
理由はシンプルで、この3つは「効果を実感しやすい順」ではなく「印象が変わるのに、やってると気づかれにくい順」だからだ。メイクやヘアカラーのような足し算の美容は、失敗すると「急にどうした?」と言われる。でもこの3つは引き算と土台作りなので、周りには「なんか最近雰囲気いいね」としか思われない。
俺は夜の接客の世界で働いていたが、あの業界で新人がまず教わるのも結局この3つだった。高いスーツより、凝ったヘアセットより、まず肌と眉。土台が整っていない状態で何を足しても、金の無駄になる。これは昼職の営業に転職した今でもまったく同じだと感じている。
以下、優先順位の理由と具体的な始め方を順番に解説する。
ステップ1:スキンケアを「型」で覚える
最優先はスキンケアだ。顔の面積の大半は肌で、清潔感の印象をほぼ支配している。テカリ、乾燥による粉ふき、カミソリ負けの赤み。これらが目立ちにくくなるだけで、写真写りも対面の印象も変わってくる。
やることは朝晩の3手順だけでいい。
- 洗顔:朝と夜、洗顔料をしっかり泡立てて、こすらず洗う
- 化粧水:洗顔後すぐ、500円玉大を手のひらで顔全体に
- 乳液:化粧水の水分にフタをするイメージで薄く
大事なのは、いきなり美容液だのパックだのに手を出さないこと。続かない一番の原因は工程が多すぎることだ。最初はライン使いできるセットで揃えてしまうと、選ぶ手間も迷いもなくて続きやすい。
細かい手順はスキンケアの順番にまとめてある。なお、肌の感じ方には個人差があるので、ヒリつきや赤みが出たら使用をやめて皮膚科医に相談してほしい。ニキビや肌荒れがすでに気になっている人も、化粧品で何とかしようとするより先に皮膚科に行くほうが結果的に近道だ。治すのは医療、整えるのが化粧品、という役割分担は覚えておいて損がない。
ステップ2:眉はプロに「原型」を作ってもらう
2番目は眉だ。かかる時間と印象の変化のバランスで言えば、眉はおそらく最強のパーツだと思う。ボサボサの眉が整うだけで、顔全体が締まって見えやすい。
ただし、初心者がいきなり自分で剃るのはおすすめしない。眉は1ミリ単位で印象が変わるうえに、剃りすぎた眉はすぐには戻らないからだ。俺も夜職1年目に自己流で細くしすぎて、先輩に「ホストじゃなくてV系崩れ」と笑われた過去がある。
現実的な最適解は、最初の1回をメンズ眉サロンでプロに整えてもらい、以降は自宅でその形をなぞってメンテナンスするやり方だ。骨格に合った「原型」さえできれば、あとは月1回、原型からはみ出た毛を処理するだけでいい。自己流で試行錯誤する数カ月をスキップできると考えれば、サロン代は安い投資だと思う。
自宅メンテナンスのやり方は眉毛の整え方で詳しく解説している。
ステップ3:日焼け止めで「3年後の顔」に投資する
3つ目は日焼け止め。正直、始めた当日の見た目は何も変わらない。それでも3位に入れるのは、紫外線が肌の乾燥やシミ・シワといったエイジングサインの要因のひとつと言われているからだ。20代のうちに毎日塗る習慣があるかどうかは、30代以降の顔に静かに効いてくる。
ポイントは1つだけ。べたつかない軽いタイプを選んで、歯磨きとセットで毎朝塗る。 重くて不快な日焼け止めは絶対に続かない。選び方はべたつかないメンズ日焼け止めの選び方で詳しくまとめた。
慣れてきたら:BBクリームと「やらないことリスト」
3つが習慣になったら、次の一手としてBBクリームがある。クマや青ヒゲ、ニキビ跡の赤みを薄くカバーして目立ちにくくしてくれる、いわば「肌のフォトショ軽め補正」だ。塗ってる感が出にくいものを選べば、まず気づかれない。詳しくはメンズBBクリームはバレない?と、クマが気になる人はコンシーラーでクマを隠す方法へ。
逆に、最初の半年で「やらなくていいこと」も書いておく。
- 高級美容液・美顔器:土台の3つが続いてから考えればいい
- 一気に全部揃える:飽きて全部やめるパターンの典型
- SNSの「これでモテる」系情報:美容は印象を整える手段であって、恋愛の結果を約束するものではない。焦って何かを買う必要はない
道具選びに迷ったらおすすめ比較はこちらを参考にしてほしい。
よくある質問
Q1. お金はどれくらいかかりますか?
A. 最初はスキンケアセット+日焼け止め+サロン1回で、月数千円程度から始められるのが一般的だ。大事なのは金額より継続で、高いものを3日で放置するより、手頃なものを毎日使うほうが確実に意味がある。財布と相談して、続けられる価格帯を選んでほしい。
Q2. 効果はどれくらいで出ますか?
A. 眉は当日、肌は数週間〜数カ月単位で少しずつ、が目安。ただし肌質や生活習慣によって個人差が大きいので、「1カ月で劇的に変わる」とは思わないほうがいい。写真を月1回同じ条件で撮っておくと、変化に気づきやすくておすすめだ。
Q3. 周りにバレて、からかわれませんか?
A. この記事の3つは「引き算の美容」なので、やっていること自体はまず気づかれない。変わるのは「清潔感あるよね」という漠然とした評価だけだ。俺の経験上、バレるのは急に何かを足したとき。土台から順番にやる限り、心配は要らない。
まとめ
20代メンズ美容の始め方をまとめる。
- 最初の3つは「スキンケア・眉・日焼け止め」。この順番で始める
- スキンケアは洗顔・化粧水・乳液の3手順を型として毎日回す
- 眉は最初だけサロンで原型を作り、自宅でメンテナンス
- 日焼け止めは3年後への積立。軽いタイプを歯磨きとセットに
- 肌トラブルは化粧品ではなく皮膚科医に相談する
美容は特別な人間のものじゃなく、歯磨きの延長にある身だしなみだと俺は思っている。まずは今夜、洗顔と化粧水だけでいいから始めてみてほしい。3カ月後の鏡と、周りの反応が答えを教えてくれるはずだ。